UNICORN READING 和訳 Lesson 3 (p.28-29)
(p.28 L.20~)p.28
初め,アリスは,なぜ彼が帽子に触れ,地面に書いたものを指し示し続けたのか,不思議に思ったに違いない。
それから,アリスの不思議に思う気持ちとトーマスと一緒にいるうれしさが,「H A T」という文字と,この微笑んでいる男性が頭にかぶっている物体とのつながりを彼女が理解できるほど,広く扉を開かせたに違いない。
アリスは突然帽子をひったくると地面に描かれた言葉を指し示した。
彼女は,興奮して帽子を叩き,階段からぴょんと飛び降りた。
「H A T」と帽子?つながっていたのである。
地面に降りトマスはひょいとアリスを抱きかかえた。
彼の疲れはどこかに行った。
なんと素晴らしい日なのだ。叫びたかった。
アリスも新しい友人を見つめた。
彼女は夢中でトーマスの手に棒切れを押し付け,拳で自分の肩を叩き始めた。
「私は?私は?私は?」彼女は,そう言っているようであった。
トーマスはまたにっこり笑った。彼は棒切れで地面に大文字の「A」を書き始めたが,それはまさにアリス・コグズウェルの名前の最初の一文字であった。
[語句]
delight うれしい link 結びつけるもの grab つかむ,ひったくる excitement 興奮
leap 跳ぶ incredible 信じられない frantically 狂わんばかりの thump たたく
p.29
その日の晩,コグズウェル博士は何が起きたか信じられない様子だった。
彼は自分の娘を敬慕し,それはトーマスも分かったのだが,2歳のときに彼女から聴覚を奪ったしょう紅熱について語った。
彼女は,自分が知っていた言葉も忘れた。
4歳までには,聾唖(すなわち,聞いたり話したりできない)であると診断され,理解力もないものだと思われた。
コグズウェル博士は娘に対するこの診断(判断)を決して受け入れなかった。
彼は,彼女が知的障害であるとは信じなかった。
たとえ厳重に閉じ込められているとしても,知性はこの娘の中で生きているのだと確信していた。
[語句]
adore 敬愛する scarlet 深紅色 rob 奪い取る deaf-mute 聾唖者 judgment 判断,審判
impair 弱める,悪くする,損なう
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